ギターが弾けるとはどういうことか? 難しいテーマだと思います。
上手な人から見たら弾けてないし、ギターを触ったことのない人から見たら弾けてるように見えるかもしれません。。
結論としては、見る人の立場や、抱いている「ギターが弾けるイメージ」で変わると思います。
そこで、「ギターが弾ける」を演奏のスキル別に⑤段階レベルにしてみました。
私は30年以上前にギター弾き語りにあこがれてギターをはじめたおじさんです。自己流で遠回りをたくさんしながら、趣味程度は弾けるようになった過去があります。今はYoutubeにほそぼそとソロギター(練習記録)をアップして楽しんでいます。▶こちら
本記事は、主なギター演奏スキル別に、趣味で弾くならどのレベルまで必要か、自分がどこまで弾けるようになりたいか、などの目安になります。
ドレミファソラシドが弾ける
まずは、ギターを始めて多くの人が最初に練習する「ドレミファソラシド」が弾ける を、⑤段階レベルにしてみました。
- 一つのポジション(ローポジション)でドレミファソラシド(キーC)が弾ける
- いろいろなポジション(ローポジション〜ハイポジション)でドレミファソラシド(キーC)が弾ける
- 指板上の音名を把握(記憶)している
- キーC以外のいろいろなキーでドレミファソラシドが弾ける
- 指板上のいろいろなポジションで、自由にあらゆるキーでドレミファソラシドが弾ける
ギターの指版上には、同じ音を出せる場所が複数存在し、いろいろな場所でドレミが弾けます。指版上の音を把握し、縦横無尽に自由にドレミが弾けたらな〜と憧れます。
そういう私はというと、、長年弾いてるのに②と③の途中です。まずは③までマスターしたいです。
趣味でタブ譜を見て曲を弾くなら、②まで出来たら十分です。
コードが弾ける
「ドレミファソラシド」の次は、ギターの弦4〜6本をまとめてジャ~ンと弾く、コードを練習すると思われます。
コードが弾ける を、⑤段階レベルにしてみました。
- ローポジションでコードが弾ける
- ローポジションで、譜面を見てコード進行が弾ける
- いろいろなポジション(ロー〜ハイポジション)で、譜面を見てコード進行が弾ける
- コードの構成音を理解した上で、いろいろなポジションでコードが弾ける(コードを自分で作れる)
- いろいろなポジションで自由にコードが弾けて(コードを自分で作れて)、曲に合ったコード進行を自分で作れて弾ける
私は④に取り掛かったところで止まっています。。まだまだコードを形で覚えてる派ですが、少しずつコードを理解して前進したいです。
コードは形を覚えたら弾けるので、趣味で弾き語りをする場合は③まで出来たら十分です。
もっとコードのことを理解したくなったら、、以下の本が理解しやすくておすすめです。私もこの本でゆる~く実践中です。
ギターソロが弾ける
ギターソロとは、曲の区切りでボーカルの人が歌うのをやめ、ギターの人が主役になってカッコいいフレーズを弾くことです。
ギターソロが弾ける を、⑤段階レベルにしてみました。
- 譜面通りにギターソロが弾ける
- メジャースケールを指板上で把握(記憶)した上で、譜面通りにギターソロが弾ける
- メジャースケールを指板上で把握(記憶)した上で、アドリブでギターソロが弾ける
- メジャースケール以外のいろいろなスケールを理解(記憶)した上で、譜面通りにギターソロが弾ける
- メジャースケール以外のいろいろなスケールを理解(記憶)した上で、アドリブでギターソロが弾ける
私自身は社会人になってからの20代は、エレキギターで好きなギターソロをコピーして楽しんでいた時期がありました(主にエリッククラプトンのギターソロ)。このような楽しみ方なら、タブ譜が読めて①が出来たら十分です。
②からは、バンドでオリジナル曲をやる時や、他の楽器とセッションする時に必要になってくると思われます。
②からステップアップしていくと、音楽の理解が深まってきっと楽しいだろうな〜と憧れます。
趣味で好きな曲のギターソロを弾くなら、②からは不要です。ですが、②からステップアップしていくと、ギターがもっと楽しくなるだろうな〜と想像(妄想)します。
譜面を見てギターが弾ける(譜面の理解度)
最後に、譜面を見てギターが弾ける を、⑤段階レベルにしてみました。
- タブ譜を見てポジションを確認しながら音源を弾いて弾ける
- 音の長さや音の休みがわからないので音源が必須
- タブ譜を読んで弾ける
- 音源がなくても音の長さや休みを理解して弾ける
- 五線譜を読んで弾ける(タブ譜も音源も不要)
- 五線譜を読んで弾けて、かつキーやコード進行を把握して弾ける
- 五線譜を見て、ギターで弾かなくても頭の中でどんな楽曲か再現できる
ギターの演奏技術に、譜面を読める読めないは直接関係ないと思います。ですが、譜面を読む力が付けば、音楽の理解がどんどん深まると思われます。
あと、1曲を一通り仕上げるのが早くなると思われます。ギターの指板上の音を覚えて五線譜だけを読んで弾ければ、ソロギター1曲仕上げるのがもっと早くなるのにな〜と。。。
私はというと、③に取り掛かるも進んでいません。②まで出来たらソロギターも弾けるので、ついついタブ譜に頼ってしまうのが現状です(-_-;)
弾きたいソロギターの曲がいっっぱいあるので、いつか③まで出来るようになりたいです。
趣味でタブ譜を見て曲を弾くなら、②まで出来れば困りません。
⑤は正直ネタに困って無理やり書きました。私は1000%無理です(^_^;)
譜面(五線譜)を読める趣味ギタリストになりたいですね。私も以下の本でマイペースに実践中です。この本では、1.「ドレミファソラシドが弾ける」のレベル③指板上の音名を把握(記憶)する の効率的な方法も学べます。 おすすめです。
まとめ
ギターが弾けるとはどういうことか? 演奏のスキル別に⑤段階レベルにしてみました。
さらにざっくり言うと、以下の3段階になると考えます。
- 単に弾ける
- 理解して弾ける
- 応用して弾ける
趣味で曲を弾いて楽しむ分には、1.単に弾ける(私のことです(^^))で問題ないと思います。将来的には、2・3とステップアップしたい願望もありますが、このままでもいいかな〜という思いもあります。
本記事が、あなたの「ここまで弾けるようになりたい」の目安になれば私も嬉しいです。
今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございましたm(__)m
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