【フォルヒの音】Furch OM23-CRCTのレビューと試奏日記

私のメインアコギであるFurch ( フォルヒ ) OM23-CRCTについて、今さらながらのレビューと試奏日記です。本ブログを機会に、当時を思い出して書いてみました。

ギター試奏時のアドバイスも書いていますので、ご参考いただければ嬉しいです。

実際の音源もアップしてみました。この音に日々癒やされています。

Furch ( フォルヒ ) OM23-CRCTのレビュー

私のメインアコギというか、今弾いているのはこの１本のみです。2019年の8月25日に、関西の某楽器屋さんで試奏して購入しました。

Furch OM23-CRCTの特徴

OM23-CRCTの音のサンプルです（サイモンとガーファンクルの「April come she will」ソロギターバージョン）。

使用弦は、ダダリオのEJ16（フォスファーブロンズのライトゲージ）。ソロギターをやるようになってずっとこれ一筋です。

使用カメラは「 zoom Q8」で、付属のマイクで録っていて、無加工です。

＼高音質なビデオカメラ／

演奏上の課題が多いのは置いといて(^_^;)、低音から高音までバランス良く鳴ってくれます。（鳴っているのが伝わればいいなあ・・）いわゆる「箱鳴り感」も十分あります。

各弦の出音の分離がよいので、アルペジオやソロギターの音が映えます。　逆にストロークでのコードのまとまり感（ジャキッと前に出る感じ）は少し弱いです。

ギタリストのこーじゅんさんも同じギターを使用しているのが後に判明しました！

拙い演奏の口直しに(^_^;)、異次元のスーパープレーをどうぞ↓↓

めっちゃ笑顔でなんちゅうことしてくれるんやあ〜(・o・)

一般的なアコギのナット幅が約43mmなので、はじめて弾くと弾きにくいと感じる方が多いと思います。　幅広ナットのメリット・デメリットは以下です。

メリット

弦と弦の間隔が広いので、押弦時に隣の弦に触れにくい。複雑な押さえ方の時も手が窮屈にならず押さえやすい。
弦を弾く方の手も窮屈にならず弾きやすく、アルペジオがやりやすい。また、弦と弦の間隔が広いので、指弾きの時に強弱を付けやすく、繊細な音の表現が可能。
⇒ソロギターやフィンガースタイルの演奏に向いている

デメリット

手が小さい（指が短い）とコード（特にセーハ）が押さえづらく、親指で６弦を押さえるウエスタングリップが困難。　手が大きく（指が長く）ても、ナット幅43mm以下しか弾いたことがない場合、違和感を感じるので慣れが必要（私の経験上）。※フォルヒはネックの厚みが抑えられているので、まだ押さえやすいです。
コードストロークの振り幅が大きくなるので、慣れるまでやりにくい（手首を柔らかく使う必要があります）。
⇒ピックを使ったストローク主体のプレーにはやや不向き