【なぜギター(アコギ)に挫折してしまうのか?】考えられる4つの原因と対策

コラム

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これからアコギを初めようと考えている方にとっては、ネガティブな記事になります。

意気込んでアコギを初めてみたものの、「こんなことなら買わなきゃよかった!」と後悔しないよう、あえてアコギのネガティブな面も紹介します。

追記:既に買っていて何をしたらいいか悩んでいる方へ⇒おすすめのアコギ教則本3選

アコギは独学ですが、「ギターお休み⇒再開」のサイクルを繰り返して今に至ります。

思うように上達しなかったり、遠回りもたくさんしてきました。

そんな経験から、アコギに挫折してしまう原因を推察しました。

アコギに挫折してしまう原因をふまえて、対策も追加しました。

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アコギは最初に考えたほど簡単に弾けない

アコギは、以下の理由で最初に考えたほど簡単に弾けません。

  • きれいな音を出すのが難しい
  • 上達するのに時間がかかる

きれいな音を出すのが難しい

ギターは、(右利きの場合)左手で弦を押さえ、右手で弦をはじいて音を出します。右手と左手の役割が全く異なるうえ複雑なため、最初は音を出すのも苦労します。また、弦をしっかり押さえないと、きれいな音は出ません。

さらにコード(和音)の場合、左手の複数の指で弦を押さえます。最初は必要な指の筋力や柔軟性が備わっていないため、弦をうまく押さえられず、左手の指がつりそうになります!音もきれいに鳴ってくれません。

私も「Cコード」をちゃんと弾けるようになるまで、相当時間が掛かったのを今でもはっきり覚えています。初心者の最難関「Fコード」に至っては、言わずもがなです・・・

また、エレキギターと比較すると、アコギの弦は太く硬いため、弦を押さえるのにパワーやコツが要ります(力任せではありませんが、慣れるまでは指先が痛いです)。きれいにコードを鳴らすのは、エレキよりアコギの方が難しいです。

よく比較されるピアノは、鍵盤を押さえれば音が出るため、「単純に音を出すだけ」ならピアノの方が容易だと思います(ピアノが簡単だとは言ってません。私はキーボードに挑戦し、挫折した経験があります)。

上達するのに時間がかかる

上達にはある程度継続した練習が必要で、時間がかかります。 

「ギターを弾く時の両手の動作〜音が出るまで」を簡略化して書くと以下になります(右利きの場合)。

  1. 左手で弦を、出したい音の位置(フレット)で押さえる左手
  2. 左手で押さえた弦を、右手ではじく:左手右手
  3. 右手ではじいた弦が振動し、ボディーと共鳴して音が出る:左手右手弦が振動

最初は左手も右手も動きがおぼつかず、両手のタイミングも合わないのが普通です。まるでリハビリのようで、単純なメロディーやコード(進行)も、何度も反復練習して少しづつ弾けるようになります。

私は右利きですが、初心を思い出すため、左右の手を入れ替えてサウスポースタイルで弾いみましたが(ギターの上下も逆になる)、あまりに弾けなくて心が折れました(泣)

すぐにうまくなると考えていた人は、思うように上達せずギャップを感じ、早々にやめてしまうと考えます。

アコギの練習は地味で根気が必要 

コードがキレイに鳴らなくて何度も試行錯誤したり、コードチェンジの練習を延々と繰り返したり等、 アコギを含めてギターは地味な練習とトライ&エラーの繰り返しです。根気がいるため、人によってはかなりの苦行になると思われます(^_^;) 練習が苦痛で続かなくなり、挫折してしまいます。

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アコギの優先度が低いため練習するきっかけを見失う

現代は、ネット、動画サイト、ゲーム等、手軽に楽しめるコンテンツに事欠きません。アコギ以外にもやりたいことが色々あると、アコギに割く時間が必然的に少なくなります。

私の場合、十代、二十代の時はなかなかのギター小僧でしたが(今は死語ですが(^_^;))、社会人になって仕事が忙しくなってくると、だんだんギターに割く時間が減っていきました。手軽に楽しめる海外ドラマやゲームにはまってしまい、ギターはお休み⇒観たいドラマがなくなるかゲームに飽きるとギター再開 のサイクルを繰り返してきました。

アコギの優先度が低いと、練習するきっかけを見失います。次第にギター熱が冷めてしまい、いつの間にかアコギに手が伸びなくなります。

「アコギ弾けたらいいな」となんとなくはじめたのでモチベーションを維持できない

アコギに対する憧れで、なんとなく弾けたらいいな、という感じではじめた場合、練習が続かないと思われます。ギターの練習は地味で根気がいりますから、弾きたいという欲求が弱かったり、何か弾くための目標がないと、練習する意欲が次第に失われてしまいます。 

私の場合、「サイモン&ガーファンクル」や「1970年代のフォークソング」のアコギの音色や歌に魅了され、俺も絶対弾きたい!という燃えるような思いがありました。普通は、「モテたいから」の動機が定番ですから、えらく純粋だったと思います(^_^;)

私の持論ですが、「モテたいから」だけでは、100%挫折すると考えます。

アコギに挫折してしまう、考えられる4つの原因まとめと対策

以下が考えられる4つの原因です。

  1. アコギは最初に考えたほど簡単に弾けない
  2. アコギの練習は地味で根気が必要
  3. アコギの優先度が低いため練習するきっかけを見失う
  4. 「アコギ弾けたらいいな」となんとなくはじめたのでモチベーションを維持できない

アコギをはじめてみたものの、「こんなことなら買わなきゃよかった!」と後悔しないよう、少しでも参考にしていただければ幸いです。

また、アコギに挫折してしまう原因をふまえて、対策も以下に追加しました。もし今あなたが挫折しそうで悩んでいるなら、少しでも参考になれば私も嬉しいです。

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コメント

  1. ぱら より:

    エレキの弦を張って練習したわ 指が痛くなるのはイヤだったからね。それでも指が痛くなるけどね まぁ1か月もあればそこそこ弾けるようになるよ。

  2. 藤澤幸枝 より:

    3月末から2日間だけ除いて毎日フォークギター練習、高齢初心者で首肩指ぼろぼろ、ギターはスポーツと知りました…

  3. 吉田パク郎 より:

    11年前事故で小脳損傷…以前のようにギターが弾けなくなりました。ナイロン弦に変えてみたり、ごくごく簡単な曲をやってみたり…残り少ない人生、アコギで楽しみたいです。何か楽しめるヒントのようなものがあればアドバイスを!

    • 好きなギターを思い通りに弾けない、、想像以上の辛さだと察します。
      以下私なりのアドバイスです。少しでもお役に立てれば(検討違いならすみません)。
      ギターを弾く負担を極力軽くできればと思い、
      ・エレキ弦を張ってみる(上記、ぱらさんの体験談より)
      ・エレガット(ナイロン弦仕様のエレキギター)を試してみる
       ※調べると、ナット幅がアコギのように狭いモデルもあるようです。
      ・ヤマハのサイレントギターを試してみる
       これもエレキになるでしょうか?スリムなボディ形状なので弾きやすいかも。

      補足:エレキの方が右手の軽いタッチで音量が得られると考えました

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