アコギ弾きは、主に弾き語り派とソロギター派に分かれるかと思います。そして、どちらにも異なる魅力や難しさがあります。
私は、弾き語りから入りましたが、今ではすっかりソロギター派です。(注.ギター歴だけは長い趣味ギターリストです)
両方をやってきた経験をもとに、今回は「弾き語り」と「ソロギター」を比較してみました。
どっちをやればいいか悩んでいる方や、別のどちらかに挑戦しようとしている方の、ヒントになれば嬉しいです。
※客観的となるよう心掛けましたが、若干ソロギター寄りになっていることをお許しくださいm(__)m
弾き語り、ソロギター、どっちにシビレますか?
とりあえず、両者の素晴らしいパフォーマンスをご覧ください↓↓
まずは、森 恵さんのOfficial髭男dism「Pretender」のカバー。
久しぶりにみましたが何度みても感動。
パワフルでしかも切なくて、、涙が出そうになります(ToT 歳とると涙腺が、、)。
この曲がこんなにアコギに合うなんて思わなかった。というか、この曲をアコギの弾き語りでこれほど表現できるのが素晴らしいんですね!
次は、最近みつけた龍藏さんの「情熱大陸」のソロギター。
アコギ1本でこんなにカッコよく、「情熱的に」演奏されています! ご自分でアレンジされていて、ギターテクニックも素晴らしい。
ソロギターの可能性(夢)を感じさせてくれます。 めっちゃムズいんですけどね~(ToT)
譜面も販売されていたので、思わず買ってしまいました。またやりたい曲ばかり増えて、中途半端で仕上がらない曲が増えてしまいました(^_^;)
正直どっちも最高ですね~。私の場合、あこがれるのは弾き語りの方です。でも歌が好きだけどうまくないんです。 だから今は、、ソロギター一筋です!
弾き語り、ソロギターを比較
「弾き語り」の特徴、メリット・デメリット
- 特徴
- ギターを弾きながら歌う
- 歌が主役
- メリット
- ギターは伴奏なのでテクニックはそこまでいらない
- 歌が良ければ伴奏を多少ミスってもカバーできる
- 歌詞で伝える魅力がある
- 歌声がダイレクトに伝わり、ハートにグッとくる(ヴォーカルは最強の楽器)
- デメリット
- (ギターがうまくても)歌が良くないとグッとこない
- 弾きながら歌うのは実は難しく、伴奏が複雑になるほど歌が弱くなりがち
- 伴奏がワンパターンになりがちで飽きやすい
「ソロギター」の特徴、メリット・デメリット
- 特徴
- ギターのみで演奏
- 歌わないので、メロディーと伴奏を同時に弾く
- メリット
- 歌に自信がなくてもギター1本で完結できる
- 弾けたらすごい感がある
- (自分にとって)難しい曲が弾けると達成感がある
- 弾いていて楽しい(癒やされる)
- デメリット
- ミスるとバレやすい
- 歌詞がないのでメッセージ性に乏しい(地味な印象)
- ギターテクニックが必要で、1曲を仕上げるのに時間が掛かる
比較してみると、、、
弾き語りは、とにもかくにも歌で決まります。歌に力があれば、ギターとの相乗効果でカッコ良さも倍増!
ソロギターは歌わない分、ギター1本で曲を聴かせる難しさがあります。その分弾けたらすごい感がある!
弾き語り、ソロギター どっちをやればいい⁈
私の場合、サイモン&ガーファンクルにあこがれて弾き語りから入りましが、ポール・サイモンのAnjという曲に出会ってからは、徐々にソロギターにハマって行きました(歌うことに限界を感じたのも理由)。
結論としては、興味のある方から入ったらいいかと思います。コードを弾くとか、ストロークするとか、アルペジオで弾くとかは、弾き語り・ソロギターの両方で使う共通の技術です。
自分に合わないと思ったらどっちかに絞ればいいし、器用な方は両方やればいい、と思います。 幸いどっちも一人で完結できるので、あなたの自由です(^^)。
また、弾き語りとソロギターは、相互作用でうまくなると考えます。先ほど書きましたが、両方に共通する技術も多いので、将来的にどっちかに絞るとなっても、やってきたことは無駄にはなりません。
弾き語りの経験で、リズム感が良くなったり、ソロギターでメロディーを歌わせる「歌心」がアップします。
ソロギターの経験で、弾き語りの伴奏のバリエーションが広がったり、間奏でギターソロを入れるなど出来るようになります。
最後に言わせてください。弾き語りとソロギターに、絶対に優劣はありません!
弾き語り派もソロギター派も、アコギライフを楽しみましょう!
今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございましたm(_ _)m
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