ソロギターが難しいのはまぎれもない事実。
難しいけど、ソロギターにハマるワケは、一言で言うと「ギター1本でバンドサウンドを表現できるから」です。
私が最初に挑戦したソロギターはAnji(ポール・サイモン バージョン)でした。当時は「ソロギター」とは知らず、かっこいいからとにかく弾きたい一心で練習しました。
前半部分をそれっぽく弾くのがやっとでしたが(ちなみにチョーキングの所はできてませんでした。。)、達成感がハンパなかったのを今でも覚えています。
弾き語りかソロギターか
アコギといえば、一般的に弾き語りの方をイメージされるのではないでしょうか?
「弾き語りに憧れてアコギを初めた」という方も多いと思います(あなたもそうなのでは?)。私もポール・サイモンに憧れて弾き語りから入りました。
ギターを弾きながら歌うカリスマ性のあるシンガーは、コンスタントに現れます。
長渕剛さん、斎藤和義さん、山崎まさよしさん、秦基博さん、YUIさん、あいみょんさん 等。みなさん曲が良いのはもちろん、歌声が魅力的で、アコギとの相性もいいです。
あいみょんさんの「マリーゴールド」。いいですね~ パワフルな歌声で、どこか懐かしくて、、おじさんの琴線に触れましたよ。。 彼女の影響で、ギター女子も増えたようですし(おじさんの独り言です(^_^;))、弾き語りの方が分かりやすく、親しみやすいです。
対して、ソロギターはマイナーなジャンルです。私自身、社会人になってからその存在を知りました。学生の時にAnjiに挑戦してましたが、「ソロギター」とは認識してませんでした。
ギターのイントロが始まって、いつ歌うのかな?と思わせて歌わないんです(^_^) 黙々とギター1本で弾くのみ。それがソロギター!
押尾コータローさんがメジャーデビューした2002年頃、ソロギターはかなり脚光を浴びました。とても一人で弾いているとは思えない「叩き系」の曲が、ソロギター界隈でブームとなりました。私も当然ブームにのってギターを叩いてました(^^)/
ペッテリ・サリオラさんの「翼」(押尾コータローさんのカバー)。一見地味なソロギターですが、達人が弾けばこんな派手な演出も可能です。到底弾ける気がしませんが(^_^;)
弾き語りで超えられない壁
弾き語りはもちろん歌がメインです。私は歌も大好きですが、あまり上手くないんです(T_T)
歳を重ねると高い音も出なくなるし(最近の歌は高すぎですよね?)、思い通りに歌えなかったら、、そこまでです。自分の声が楽器なので、限界を感じます。
歌声は天性のものなので、楽器のように替えがききません。
あと、弾き語りの間奏の時、コード弾き(ストロークジャカジャカ)では間が持たないという、「ソロ・ギターのしらべ」の著者 南澤 大介さんの以下のコメントに激しく同意します(^^)
当時ギター1本でフォークからロックまでいろいろ弾き語っていた私は,歌の間奏部分もギター1本で弾いちゃえないかなぁ,と思うようになった。ひとりで歌ってると,コード弾きだけの間奏では間が持たないのだ(笑)。
引用:南澤 大介 著『ソロ・ギターのしらべ』
ソロギターの素晴らしい点
思い通りに歌えないなら、替わりにギターに歌ってもらいます。自分の声に自身が無くても、アコギの音が好きなら、自分が歌うよりある意味気持ちいい、それがソロギターです。
ギターを思い通りに歌わせるのが難しすぎなのですが、、、練習次第だと思います。少しずつステップアップしていく過程も、達成感があって楽しいです。
ソロギターは、ギター1本でバンドサウンドを表現できる面白さがあります。 言い換えると一人バンド状態。弾いている本人が何より楽しく、自己満足になりがちですが、それもソロギターです。
歳を重ねて、体力や声が衰えても、練習次第で一生伸びしろがあるのもソロギター。 挑戦のしがいがあり、希望が持てます。
つまり、「男は黙ってソロギター」です!
すっかり独断と偏見になってしまいましたが、お許しくださいm(_ _)m
弾き語りよりソロギターにハマるワケ まとめ
ソロギターは難しいけど、
- 自分の歌に限界を感じても、替わりにギターで歌わせることができる!
- アコギの音が好きなら、自分が歌うよりある意味気持ちいい!
- 少しずつステップアップしていく過程が、達成感があって楽しい!
- ギター1本でバンドサウンドを表現できる。一人バンド状態で、弾いている本人が何より楽しい!(※自己満足になりがちだが、それもソロギター!)
- 歳を重ねて、体力や声が衰えても、練習次第で一生伸びしろがある!
つまり、「男は黙ってソロギター!」
最後まで読んでくださり、ありがとうございましたm(_ _)m
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